2026年01月03日

The Rise and Decline of Glam Rock

The Rise and Decline of Glam Rock: A Visual Revolution in British Rock

This article reflects on the emergence, cultural impact, and transformation of glam rock in early 1970s Britain, and how its visual aesthetics and musical “magic” influenced later generations of artists.

English Summary

Glam rock emerged in the early 1970s as a movement that emphasized visual identity as strongly as musical sound.
Artists such as David Bowie and Marc Bolan transformed rock performance into a theatrical and aesthetic experience, combining simple, catchy songs with striking costumes and stage personas.

The peak of glam rock was relatively short, roughly between 1971 and 1973.
While many artists struggled to maintain the same level of creative “magic,” others, like David Bowie, continued evolving by constantly redefining their style.

This article explores glam rock not only as a musical genre, but as a cultural shift that demonstrated how visual expression could reshape popular music.
Its influence can still be traced in later movements such as new romantic, post-punk, and gothic rock.

(日本語本文)

グラムロックという「視覚の革命」

1970年代前半と言えば、今2020年代なので半世紀以上も前の話になる。

俺自身は、自分の意志でレコードを買い始めたのが1979年頃なので、残念ながらグラムロックをリアルタイムで体験した世代ではない。
しかし、間接的にその影響を受けているのは間違いない。

実際、俺が最初に買ったレコードアルバムは、T.REXの
**「グレイテスト・ヒッツ」**だった。

英国では、デビッド・ボウイやマーク・ボランは今でも伝説的な存在であり、亡くなった後も根強い人気がある。
コピーバンドという表現は適切ではないかもしれないが、T.REXを再現するバンド
T.REXTASYなどが今でも人気を集めているのを見ると、その影響力の大きさが分かる。

ちなみに、俺たちVelvet Ashesの前身プロジェクト
Mode Automaticの初代ボーカリストである岩井君は現在ロンドンに住んでいるが、
通訳の仕事を通じてマーク・ボランの家族と知り合いになったことがあるそうだ。

グラムロックの影響と系譜

俺が昔から好きな英国のバンドの一つに
JAPANというバンドがある。

眉毛を剃り、メイクを施したベーシスト
ミック・カーンのスタイルは、ある意味でデビッド・ボウイのグラム期へのオマージュとも言えるだろう。

また、俺が好きなバンド
BAUHAUSも、T.REXの
**「Telegram Sam」**や、デビッド・ボウイの
**「Ziggy Stardust」**をカヴァーしている。

男性ミュージシャンがメイクをするという文化自体は、グラムロック以前から存在していたと思う。
しかし、あれほど派手で露骨なメイクや衣装を大衆文化として定着させたのは、グラムロックが最初だったと言えるのではないだろうか。

グラムロックをテレビで観て育った子供たちが、
1970年代後半には
JAPANのような新しいスタイルを生み出し、

1980年代に入ると

Adam and the Ants
Culture Club
Duran Duran
Visage

といったアーティストたちへと繋がっていった。

グラムロックとは何だったのか

そもそも「グラムロック」とは何を指しているのか。
この点については、今でも明確に定義するのは難しいと感じている。

パンク・ロックもそうだが、共通点があるようでいて、必ずしも音楽的な類似性があるわけではない。

例えば:

David Bowie
T.REX
Roxy Music
初期のQueen
Gary Glitter

これらはすべてグラムロックとして語られることがある。

そう考えると、極端な話、アメリカの
KISSのようにメイクをして派手な衣装でロックンロールを演奏するバンドも、
グラムロックに含まれるのではないか、と冗談を言いたくなることもある。

要するに、グラムロックとは
音楽だけではなく「視覚的要素」を強烈に打ち出した文化だったのだと思う。

「マジック」と呼びたくなる感覚

グラムロックを代表する曲には、
シンプルでありながら強い魅力があり、

何と表現すればいいのか、
ある種の「マジック」を感じる。

衣装がギラギラしているからなのか、
あるいは演出の力なのかは分からない。

しかし、不思議なことに、
サウンドそのものがキラキラして聞こえる。

流行のピークと変化

流行というものは移り変わりが激しい。

グラムロックのピークは
1971年から1973年頃だったと言われている。

T.REXも、その後の作品では、
以前のような「マジック」が感じられなくなったと感じる人も多いだろう。

一方で、デビッド・ボウイは特定のスタイルに固執することなく、
次々と音楽性やビジュアルを変化させながら、
亡くなるまで第一線で活動を続けた。

短い輝きという現実

これはグラムロックに限った話ではない。

1980年代に登場した多くのミュージシャンたちも、
最も輝いていた時期は決して長くはなかった。

現在でも活動を続けているアーティストはいるが、
俺が時々不思議に思うのは、

なぜ最も売れていた時期のような曲を、新しく作らないのか?ということだ。

もちろん、人間は歳を取れば感性も変化する。
趣味や表現も変わっていく。

実際、それが自然なことなのかもしれない。

現在への接続

それでも、
あの時代のグラムロックが持っていた

シンプルで、輝きに満ちた「マジック」

のような感覚は、
今でも音楽の理想の一つとして心の中に残っている。

そして、そういう「マジック」を持った音楽を、
現代の形で作り続けたいと思っている。
posted by Velvet Ashes | Japan at 00:00 | TrackBack(0) | The Rise and Decline of Glam Rock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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