2025年02月23日

The Damned

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Photo source: Dave Vanian / The Damned live photo




The Damned were one of the most important bands to emerge from the first wave of British punk rock.
Formed in 1976, they released “New Rose,” widely recognized as the first UK punk single, helping ignite the explosive energy of the London punk movement.



At the time, alongside listening to Sex Pistols albums, I also picked up The Damned’s first album.
I was immediately drawn to the speed, energy, and atmosphere of “New Rose,” although their second album still felt like something I had not fully grasped yet.




However, when I heard Machine Gun Etiquette, the atmosphere changed completely.
After Captain Sensible moved to guitar, The Damned began to possess something beyond simple punk rock − a strange and beautiful darkness that carried its own unique atmosphere.




Later, after seeing their live performance in Japan in 1990, I realized even more how extraordinary they were.
For me, The Damned were never simply an “early punk band.”
They became a long-lasting and deeply important presence in my musical world.



But The Damned were never simply a punk band trapped within the raw simplicity of 1977.
As the years progressed, they transformed their sound into something darker, more theatrical, melodic, and emotionally atmospheric.
Their evolution became one of the bridges connecting early punk rock to gothic rock and the darker side of alternative music.




This article explores not only their historical importance, but also the aesthetic lineage that connects The Damned to gothic culture, theatrical darkness, and ultimately the atmosphere that continues into projects like Velvet Ashes.




British rock band formed in 1976.






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(日本語本文)


The Damnedは1976年に結成されたイギリスのロック・バンドであり、初期パンク・ロックの形成において極めて重要な役割を果たした存在である。
彼らは1976年、英国初のパンク・シングル「New Rose」を発表し、その後のロンドン・パンク・ムーブメントの爆発的拡大に大きな影響を与えた。




しかしThe Damnedの本当の凄さは、単に“初期パンクの先駆者”という一点だけではない。
彼らは1970年代の攻撃的でシンプルなパンク・サウンドから出発しながら、1980年代以降には、より暗く、よりドラマティックで、より空間的な音楽へと進化していった。


当時、Sex Pistolsのアルバムと並行してThe Damnedの1stアルバムを手に取った。
「New Rose」のスピード感と空気には強く惹かれたが、2ndではまだ完全には掴み切れない感覚もあった。
しかし『Machine Gun Etiquette』を聴いた時、その空気は決定的に変わった。
Captain Sensibleがギターへ移行した後のThe Damnedには、単なるパンクではない、美しく奇妙な陰影が存在していた。
その後1990年に日本公演を見て更に凄いなと思った。The Damnedは単なる“初期パンクのバンド”ではなく、自分にとって長く続く重要な存在になっていった。


特にDave Vanianが持っていた吸血鬼的な美学、ホラー映画のような演劇性、そしてヴィクトリア朝的な退廃感覚は、後のゴシック文化に強い影響を与えることになる。
The Damnedは、単なるパンク・バンドではなく、パンクとゴシックを結びつける重要な橋渡し的存在だったのである。




The Damnedの音楽には、初期パンク特有の衝動と混沌が存在している。
しかし同時に、その奥には、奇妙な美しさ、陰影、ユーモア、そしてどこかロマンティックな空気が流れていた。
それは後のBatcave文化やゴシック・ロックへと続いていく感覚でもあった。




Velvet Ashesが惹かれているのも、単なる“攻撃性としてのパンク”ではない。
暗闇の中に存在する美意識、夜の空気、 theatricalな感覚、そして都市の陰影である。
その意味でThe Damnedは、Velvet Ashesへと繋がる精神的系譜の中に確かに存在している。




日本にいながらロンドンの夜に憧れた感覚。
パンクの荒々しさの中に、どこか耽美的な空気を感じ取っていた感覚。
The Damnedは、そうした“単純なパンクでは終わらない何か”を感じさせるバンドだった。




そしてそれこそが、後のゴシック、ダークウェイヴ、ポストパンクへと続いていく、美しく奇妙な夜の始まりでもあったのである。



代表曲(Key Tracks)
1976年はイギリスでパンク・ムーヴメントが吹き荒れており、セックス・ピストルズのサポートを務めながら、「100 Club PUNK Festival」などに出演。同年10月には、ロンドン・パンクとして初のシングルとなった「ニュー・ローズ」をリリース。
勢いのあるダイナミックなR&Rは、最初のイントロのギター・リフから最高にイイ。

New Rose



Smash It Up
Neat Neat Neat
Love Song



Eloise


このバンドはクラッシュの所でも書きましたが、ここにもロンドンSSという幻のバンドがバンド結成に関係しています。
ダムドの前身ともいえる「Subterraneans」が1975年にキャプテン・センシブル(B)、ラット・スキャビーズ(Dr)、ロンドンSSのギタリストであったブライアン・ジェイムズによって結成。
このバンドは、自然消滅しますが、墓掘人足をしていたというデイヴ・ヴァニアン (Vo)が加入し、1976年1月結成。

主要アルバム(Essential Albums)
1977 Damned, Damned, Damned
1977 Music for Pleasure
1979 Machine Gun Etiquette
1980 The Black Album
1982 Strawberries
1982 Live Shepperton 1980
1985 Phantasmagoria
1986 Anything
1986 Not the Captain's Birthday Party?
1989 Final Damnation
1995 I'm Alright Jack & the Beanstalk
2001 Grave Disorder
2008 So, Who's Paranoid?
2018 Evil Spirits

New Rose




1977年にロンドン・パンク初のアルバムとなった「Damned, Damned, Damned」をリリース。
「ニュー・ローズ」「ニート・ニート・ニート」など初期の代表曲を含んだアルバムは、ストゥージズやMC5、ニューヨーク・ドールズなど当時廃番となっていたレコードに匹敵するアルバムをつくろうという目標で制作されたという話があるけど、まさに伝説的なアルバムが出来たかなと。

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジもこのアルバムを気に入り大音響で聴いていたという話もあり
御大ツェッペリン自身は、この頃オールド・ウエーブと揶揄されていましたが、ダムドやパンクロックに感化されたのかな??と思われる曲も作っており「Coda」に収録。

同年11月には「ミュージック・フォー・プレジャー」を発表。
しかし、リリース直後にラットが脱退、続いてブライアンも脱退し、1978年4月のライブを最後にダムドは一旦解散。

パンク・ムーブメントを牽引していたセックス・ピストルズもジョニー・ロットンが脱退し、パンク・ムーブメントは急速に終息。

Damned Damned Damned (2017 Remastered) [Explicit]




MUSIC FOR PLESURE(紙ジャケット仕様)





しかし、すぐにダムドは再結成され1979年にChiswick Recordsからシングル「ラヴ・ソング」が本国イギリスで大ヒットし、アメリカツアー後に3rdアルバム「マシンガン・エチケット」をリリース。

このアルバムは、ギターがキャプテン・センシブルに変わりハード・ロック色の強まったスピード感あふれるキャッチーなサウンドは、ファーストアルバムと並ぶ傑作であり、人気の高い作品で個人的には一押しかな!

1980年4thアルバム「ブラック・アルバム」をリリース。
タイトルからビートルズの「ホワイト・アルバム」に対抗したアルバムかと思いますが・・・
サウンドはよりPOPになり、多様化した充実した内容で個人的に非常に好きなアルバムです。

Machine Gun Etiquette




The Black Album





1982年に「ストロベリーズ」をリリース。1984年キャプテン・センシブルが脱退。

その後ダムドは、ヴァニアン色を強め1985年、MCAレコードからアルバム「ファンタスマゴリア」をリリース。これまでのイメージを覆す、ゴシック的なイメージのジャケットやスマートで幻想的な楽曲により、往年のファンからは賛否両論がでたものの大ヒット!

Strawberries (Deluxe Edition)




ファンタスマゴリア 2(紙ジャケット仕様)






1986年12月7枚目のアルバム「エニシング」をリリース。1988年初期オリジナルメンバーのブライアンとキャプテンを加えライブを敢行。
1989年ライブアルバム「ファイナル・ダムネイション」をリリース。

Anything




ファイナル・ダムネイション




ザ・ダムド ファイナル ダムネーション [DVD]




1990年にはオリジナルメンバーでアメリカツアー実施後、来日公演も実施されました。わたしも来日公演を見に行きましたが、キャプテン・センシブルがギターで、マシンガン・エチケット、ブラック・アルバムの曲を中心にライブが実施されていて最高のライブだった記憶があります。

1995年「I'm Alright Jack & the Beanstalk」(Not of This Earth)、2001年9thアルバム「Grave Disorder」をリリース。

I'm Alright Jack & the Beanstalk




Grave Disorder





2008年「So, Who's Paranoid?」、そして10年振りの2018年には「Evil Spirits」をリリース。


So Who's Paranoid




EVIL SPIRITS






ライヴ・シェパートン1980 【オリジナル日本盤LP再現紙ジャケット仕様/K2HDマスタリング HQCD/完全生産限定】




Not the Captain's Birthday Party






ベスト・オブ・ダムド




ベスト・オブ・ダムド






トータル・ダムネイション・ダムド・ベスト!




Black Is The Night: The Definitive Anthology






Best of




The Very Best of...





Noise: the Best of the Damned Live




■映像等

地獄に堕ちた野郎ども(字幕版)




ライヴ!マシンガン・エチケット 25thアニバーサリー [DVD]




ティキ・ナイトメア ~ライヴ・イン・ロンドン [DVD]




■関連書籍

パンク UKエディション




DOLL (ドール) 2005年 09月号 [雑誌]





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posted by Velvet Ashes | Japan at 17:37 | TrackBack(0) | The Damned | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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