2026年03月14日

The Clash

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Photo: Pennie Smith / Album cover design: Ray Lowry



The Clash − The Straightforward Heat of Punk




My first encounter with The Clash was probably when I saw the video for “London Calling” on Best Hit USA.
They were not simply rough or aggressive.
There was something urgent, serious, and undeniably cool about them.




Later, I bought the record of their first album, released in Japan as Shiroi Bōdō.
As with the Sex Pistols, punk records at that time had a powerful presence even before the music started.
The album cover itself carried tension, attitude, and a sense of danger.




Joe Strummer’s passionate message.
Paul Simonon’s uneasy, almost threatening expression.
The sound quality was not exactly good, but from the opening of “Janie Jones,” it was already completely compelling.
The songs were short, but the impact was strong.
Even the way the songs ended had force and style.


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The Velvet Ashes official website records the memories and sensibilities of a generation in Japan that was deeply drawn to London punk, post-punk, gothic, darkwave, and alternative rock culture.




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(日本語本文)


The Clashとの最初の出会いは、おそらく『ベストヒットUSA』で「London Calling」の映像を見た時だったと思う。
画面の中に映る彼らは、ただ荒々しいだけではなく、どこか切実で、真剣で、そしてとてもかっこよかった。




その後、私は『白い暴動』のレコードを買った。
Sex Pistolsもそうだったが、当時のパンク・レコードはジャケットそのものに強い力があった。
The Clashのアルバム・ジャケットにも、音を聴く前からこちらを引き込む緊張感があった。




ジョー・ストラマーの熱いメッセージ。
ポール・シムノンのどこか不穏な表情。
音質は決して良いとは言えなかったが、最初の「Janie Jones」が鳴った瞬間から、すでに十分すぎるほどかっこよかった。
曲は短い。
けれど、その短さの中に強烈なインパクトがあり、曲の終わり方にまで勢いと美学があった。



London Callingの衝撃




The Clashを語る時、『London Calling』のアルバム・ジャケットは外せない。
ポール・シムノンがベースを叩きつけているあの姿は、今でも強く頭に焼き付いている。




あれは単なるライブ写真ではなく、パンクという精神そのものが一枚の写真になったようなイメージだった。
怒り、破壊、衝動、そして美しさ。
The Clashは、音だけでなく視覚的にも強烈な記憶を残すバンドだった。




『London Calling』では、彼らは単なるパンク・バンドに留まらなかった。
レゲエ、スカ、ロックンロール、ロカビリーなど、さまざまな音楽要素を取り込みながら、それでも中心にはThe Clashらしい緊張感とメッセージがあった。



すぐには理解できなかった広がり




一方で、『Sandinista!』のような作品は、最初からすぐに理解できたわけではなかった。
あのアルバムには、レゲエ、ダブ、ファンク、ワールド・ミュージック的な感覚など、さまざまな方向性が混ざっている。
今思えば、それはThe Clashがパンクの枠を越えようとしていた試行錯誤の時期だったのだと思う。




パンクを単純な音楽スタイルとして固定するのではなく、社会、文化、国境、リズムの違いまでも取り込んでいく。
The Clashは、パンクを狭い場所に閉じ込めるのではなく、外側へ広げようとしていた。



Combat RockとThis Is England




『Combat Rock』では、よりシンプルにメッセージを伝えてくる感覚があった。
初期のThe Clashに近い、ストレートな力が戻ってきたようにも感じた。




ラスト・アルバムについては賛否がある。
しかし私は、「This Is England」はかなり聴き込んだ。
The Clashの終盤にある曲ではあるが、そこにはまだ彼ららしい社会への視線と、イギリスという現実を見つめる感覚が残っていた。
私はあの曲が好きだった。



日本でThe Clashが強く響いた理由




The Clashは、日本でも非常に人気があった。
アナーキー、THE STAR CLUB、THE MODSなど、日本のパンク/ロック・シーンにも大きな影響を与えていたと思う。




Sex Pistolsが持っていた皮肉や挑発とは少し違い、The Clashにはもっとまっすぐで、真剣に訴えかける姿勢があった。
そのスタンスは、日本人にとって理解しやすかったのではないかと思う。




曲も比較的ストレートで、メッセージが伝わりやすかった。
怒りを投げつけるだけではなく、「何かを変えたい」「世界を見ろ」「黙っているな」という熱があった。
その真面目さ、誠実さ、そして不器用なほどの正面突破の姿勢が、日本の若いロック・ファンに深く届いたのだと思う。



The Clash and Velvet Ashes




Velvet Ashesは、The Clashのような直接的な政治的パンク・バンドではない。
しかし、The Clashから受け取ったものは、音楽の形だけではない。




それは、音楽が単なる娯楽ではなく、時代の空気や個人の違和感を記録するものになり得るという感覚である。
地方にいながらロンドンの音楽に惹かれ、画面やレコード・ジャケットの向こう側にある別の世界を感じ取る。
その体験は、後のVelvet Ashesの感覚にもつながっている。




The Clashが示したのは、パンクはひとつの音だけではないということだった。
怒り、孤独、都市の空気、異文化への関心、そして自分たちの立っている場所への疑問。
それらを音楽に変えていく姿勢は、Velvet Ashesが gothic、darkwave、post-punk、alternative の感覚を通して表現しようとしているものとも、深い部分でつながっている。




The Clashは、パンクを単なる反抗のスタイルから、より広い文化的な運動へと押し広げたバンドだった。
そして日本にいた私たちにとっても、彼らは「遠いロンドンの音楽」でありながら、自分たちの中にある違和感や熱を肯定してくれる存在だった。






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Velvet Ashes official websiteでは、London punk、post-punk、gothic、darkwave、alternative rockなど、
日本にいながら海外の音楽文化に強く惹かれてきた世代の記憶と感覚を記録しています。




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代表曲(Key Tracks)
London Calling



Should I Stay or Should I Go
Rock the Casbah



Clampdown
White Riot

1975年にクラッシュの前身バンドにあたるロンドンSSが結成。このバンドは、ミック・ジョーンズを中心に結成されましたがレコードリリースはおろか、ライブすら行われず1976年に解散。
しかし、ロンドン・パンクシーンで中心となった人物が関わったバンドとして何気に有名だったりします。
・ポール・シムノン
・トッパー・ヒ―ドン
・トニー・ジェイムス
・ブライアン・ジェイムス
・ラット・スキャビーズ

いわゆるロンドン・パンクシーンの中心メンバーがバンドメンバーであったり、オーディションを受けにきたようです。
まさに幻のバンド・・ロンドンSS解散後、ミック・ジョーンズとポール・シムノンはヴォーカリストを探します。そんな時にであったのが、パブ・ロックのバンドThe 101ers。

7-1976 -Ep- [Analog]



ジョー・ストラマーが雑誌のインタビューで語っていた面白いエピソードがあります。ミック・ジョーンズとポールシムノンとの初めての出会いの場面ですが・・かなり・・笑えました。
(ロッキング・オン ROCK GIANTS 80’より)

「〜確か失業保険金を受け取りに行った時だったかなあ、隣の列に並んでいる人相の悪い男が二人、俺のことをジーッと穴があくほど見つめてるんだよね。俺はてっきり『こいつら俺にケンカを売ろうとしてやがる』と思ったから、なるべく目線があわないようにしてたんだよ。こんなガラの悪いやつらに関わっちゃたまんないと思ってさ」

「(笑)でも後で奴らに聞いてみたら、以前The 101ersで歌っている俺を観たことがあるんで、話しかけたいと思って機会を狙っていただけだって言うんだよね。しかし、それにしちゃ目つきが悪すぎる奴らだと思ったから10ポンド34ペンスを受け取るなり、いつ殴りかかられてもいいように身構えてクルッ!!と振り返ったんだ。で、拳をグッと握りしめて一歩踏み出したら、『おおっ!!』という顔をしてジリジリと後ずさるんだよ。」

一方、ジョー・ストラマーも自分のバンドの前座をやった無名のセックス・ピストルズに衝撃を受けて、自分の道を見つけたものの、ジョー以外の他のメンバーは、興味を持たなかったようです。
そんな時に、ジョーがバーニー・ローズからミックとポールがジョーとバンドを組みたがっているという誘いをうけたという事です。

しばらくして、The 101ersに見切りをつけ、ポール・シムノン(ベース)、テリー・チャイムズ(ドラム)、キース・レヴィン(ギター)を加えた5人で 「ザ・クラッシュ」を結成。

主要アルバム(Essential Albums)
1977年 The Clash
1978年 Give 'Em Enough Rope
1979年 London Calling
1980年 Sandinista!
1982年 Combat Rock
1985年 Cut the Crap

1976年年7月にはセックス・ピストルズとともに初ライブを行い、12月のアナーキーツアーの頃には、ピストルズと共にロンドン・パンクを牽引する存在になります。

1977年1月にCBSレコードと契約。
キース・レヴィンは新しいバンド、フラワーズ・オブ・ロマンスを結成のため脱退。後にPILに参加。

Public Image/2011 Rema



同年3月には、シングル「白い暴動」でデビュー。
シングルB面の曲「1977」では、「1977年にはエルヴィス・プレスリーもビートルズもローリング・ストーンズも要らないんだ!」と歌い、既成のロック・シーンに強烈なインパクトを与えます。

同年4月には、ファースト・アルバム「白い暴動」をリリース。
少々、録音状態が悪いのが気になるところではありますが・・それを上回る、気合いと気迫の籠った攻撃的なシンプルなロックン・ロールでイギリスにおいては高い人気を獲得。

曲は「White Riot」「Career Opportunities」「Police and Thieves」など彼らの代表曲が揃っており、曲の短さもさることながら凄まじいインパクトを持っています。このころテリー・チャイムズも脱退しトッパー・ヒードン(ドラム)が加入。

白い暴動




11月には、セカンド・アルバム「動乱(獣を野に放て)」をリリース。
こちらは、録音状態もよく最も勢いのあった頃のクラッシュを堪能できます。

動乱(獣を野に放て)




この頃のクラッシュの状況がよくわかる映像「ルード・ボーイ」がありますので、
併せて紹介しておきます。

ルード・ボーイ [DVD]




1979年には、編集アルバム「パール・ハーバー’79」を日本とアメリカで発売。

パール・ハーバー’79




同年12月には、プロデューサーにガイ・スティーブンスを起用した名盤「ロンドン・コーリング」をリリースします。ポール・シムノンがベースを叩きつけているアルバムジャケットも非常に魅力的です。
タイトル曲は、凄まじいカッコ良さで・・日本の洋楽番組でもよく紹介されていました。

ロンドン・コーリング




アメリカでも「トレイン・イン・ヴェイン」が大ヒットし、他のロンドン・パンクバンドが成しえなかったアメリカでの成功を掴んでいきます。

また余談ですが、このアルバムは1979年に発売されたにもかかわらず(笑)アメリカの音楽雑誌「ローリング・ストーン」によって1980年代最高のアルバムに選出され、2003年には同誌によってグレイテスト・ロック・アルバムの第8位に選出されています。(アメリカでは発売が遅れたのかも・・)

1980年には、アメリカのみの編集アルバム「ブラック・マーケット・クラッシュ」をリリース。

ブラック・マーケット・クラッシュ




同年12月には、「サンディニスタ!」をリリース。レコード時代は3枚組とボリュームも多く、前作で、ファーストから続いた音楽の方向性の頂点に達した彼らは、また違う方向性を模索していた時期と言えると思いますが、より大胆にレゲエを取り上げていったこのアルバムは賛否両論を生みました。

Sandinista! (Remastered)




1982年、アルバム「コンバット・ロック」をリリース。シングル「ロック・ザ・カスバ」も全米8位を記録し、アルバムもイギリス・アメリカで大ヒットします。

Combat Rock (Remastered)




しかし、トッパー・ヒードンがヘロイン中毒により脱退、1983年にはなんと・・ミック・ジョーンズがクラッシュを解雇され、バンドが
崩壊していきました。

1985年11月、新メンバーを加えて「カット・ザ・クラップ」をリリース。ファンやマスコミの評判も悪く、ラストアルバムとなりました。・・・しかし個人的には・・「This is England」などジョー・ストラマーの魂が入った歌は良いと思っています。


カット・ザ・クラップ(紙ジャケット仕様)




ザ・ストーリー・オブ・ザ・クラッシュ






Singles




Hit Back (2cd)





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残念ながら2002年12月にジョー・ストラマーは心臓疾患で亡くなりました(1952年2月―2002年12月)先天性の心臓疾患だったとのことです。

ジョーは、ファンの子達を大切にしたり、声を掛けたり見た目だけではなく面倒見のよい本当に兄貴的な存在であったという話もあります。ヒッチ・ハイクしてついてくる大勢のファンを止めて自分は床で寝たり・・・また彼は実の兄を自殺で亡くしているのでかなり悩み多き人生だったのではと思います。

一方でメンバーをクビにしたり、女性関係も複雑であったり自己中心的で気難しい面もあったようです。

しかし、彼を愛していたファンは数多くいますしクラッシュを見て人生が変わった人もたくさんいると思います。

それ程、彼はパンク革命を牽引する凄まじいエネルギーを発してしましたし、いつも弱者の味方の様な正義感にあふれる熱いハートを持った歌詞と曲、魂の演奏をするジョーやクラッシュの事は本当にカッコよく大好きでしたし尊敬していました。特にクラッシュの初期の頃の客と一体化した爆発的なライブは・・・僕は他に見たことがありません。

しかし、クラッシュの最後の自然消滅的な解散と若すぎる死には正直ショックを受けました。
でも彼の魂の籠った作品は、永遠と語り継がれていくことと思います。
彼の残した音楽だけではなく本も読んで頂ければ、さらに彼に対する理解が深まると思います。


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posted by Velvet Ashes | Japan at 11:57 | TrackBack(0) | The Clash | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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