2026年01月10日

BAUHAUS

Bauhaus_concert.jpg
Photo: Bauhaus live performance. Source: Wikimedia Commons.

I first discovered Bauhaus through the Japanese music magazine Music Life.



At that time, the magazine introduced many overseas New Wave and Post Punk artists. Among them, Bauhaus had an especially strange and powerful presence.



Dark makeup, thin bodies, decadent and occult-like photographs.



I remember feeling that they carried some kind of dangerous atmosphere, clearly different from ordinary rock bands.



Even before I actually heard their music, the tension coming from Peter Murphy’s image was overwhelming. I felt, “This is not ordinary.”



Bauhaus were formed in England in 1978, and they are known as one of the most important bands in the origin of gothic rock.



Their music was based on the experimental spirit of post-punk, while being characterized by minimal structures, heavy basslines, and theatrical stage expression.



Their symbolic song “Bela Lugosi's Dead” is widely recognized as a work that defined the visual and sonic direction of later gothic rock culture.



Although Bauhaus were active for only a short period, their influence extended to The Sisters of Mercy, Fields of the Nephilim, and even modern darkwave.



In 1980, they released their debut album In the Flat Field, known in Japan as Kurayami no Tenshi.



From the first track “Dark Entries” to the final song, the album is filled with tremendous tension and energy.



Peter Murphy’s dark vocals and occult-like stage actions strongly defined the image of the band.



David J’s basslines often felt almost like guitar riffs, leading the songs forward.



Daniel Ash’s guitar sounded as if it were cutting through space, carrying noisy and explosive energy.



Together with the bass and guitar, Kevin Haskins’ drums created a rushing, intense band ensemble.



It is hard to believe that this was a debut album.



For me, everything about Bauhaus is already concentrated in this album.



They continued to release albums from 1981 to 1983, but eventually disbanded after Peter Murphy left the band.



There are certainly important songs on their second album and later works, as well as in their activities after the breakup.



However, in terms of total album quality and completeness, my personal favorite is still their debut album In the Flat Field.



After that, Bauhaus temporarily reunited in 1998, reunited again for live performances in 2005, and in 2008 released their first new album in 25 years, Go Away White, before disbanding again.




The world created by Bauhaus contained an atmosphere that went far beyond ordinary rock music − darkness, beauty, anxiety, tension, and theatrical expression.

It was not only about music, but also about visual presence and the feeling of existing within a certain atmosphere.

That same sensibility continues to influence Velvet Ashes today.

Velvet Ashes is not simply driven by nostalgia. Instead, it seeks to reinterpret the beautiful and uneasy atmosphere that existed in 1980s post-punk and gothic rock through a modern perspective.







Related Articles





Bauhaus were one of the essential origins of gothic rock, combining post-punk experimentation, theatrical darkness, and a unique visual imagination. Their influence continues to echo through gothic, darkwave, industrial, and Japanese alternative music culture.



To explore more artists, influences, and the cultural atmosphere behind Velvet Ashes, please visit the Velvet Ashes official website.






自分がBauhausを最初に知ったのは、音楽雑誌『ミュージック・ライフ』だった。



当時の誌面には、海外のNew WaveやPost Punk系アーティスト達が数多く掲載されており、その中でもBauhausは異様な存在感を放っていた。



暗いメイク、痩せた身体、退廃的でオカルティックな写真。



普通のロックバンドとは明らかに違う、“何か危険な空気”を感じたのを覚えている。



特にピーター・マーフィーの写真から漂う独特の緊張感は強烈で、まだ音を聴く前から「これは普通ではない」と感じていた。



Bauhausは1978年にイギリスで結成されたバンドであり、ゴシック・ロックの起源として最も重要な存在の一つとして知られている。



彼らの音楽は、ポストパンクの実験精神を基盤としながら、ミニマルな構造、重低音のベースライン、そして演劇的なステージ表現によって特徴づけられる。



その象徴的な楽曲「Bela Lugosi's Dead」は、後のゴシック・ロック文化の視覚的・音響的方向性を決定づけた作品として広く認識されている。



Bauhausの活動は短期間であったが、その影響はThe Sisters of MercyやFields of the Nephilim、さらには現代のダークウェーブにまで及んでいる。



1980年にデビューアルバム「暗闇の天使」をリリース。



1曲目「ダーク・エントリーズ」から最後の曲まで凄まじい緊迫感とエネルギー!



ピーター・マーフィーのバンドイメージを決定づける印象深いオカルティックなアクションとダークなボーカル。



デビッド・Jの曲をリードするギターリフの様なベースライン。



ダニエル・アッシュの空間を切り裂くような、ノイジーで爆発的なエネルギーを秘めたギター。



ベース&ギターと併せてドラムのケビン・ハスキンスが生み出す疾走感のあるバンドアンサンブル。



とてもデビューアルバムとは思えない凄い内容で、バウハウスの全てがこのアルバムに全て集約されていると言ってもいいかな。



その後も1981〜1983年とアルバムを発表していくものの、ピーター・マーフィーの脱退により解散。



セカンドアルバム以降や解散後の活動も含めて、注目すべき楽曲はあるものの、トータルでのアルバムの完成度やクオリティは個人的にはやはりデビューアルバム「暗闇の天使」が一番好きかな。



その後は、1998年に一時再結成、2005年にライブのために再結成、2008年に再結成して25年ぶりに新アルバム「Go Away White」をリリース……解散。と再結成〜解散を繰り返しています。




Bauhausが作り出した世界には、単なるロックを超えた“空気”が存在していた。
暗闇、美しさ、不安、緊張感、そして演劇的な感覚。

それは音楽だけではなく、視覚や存在感までも含めた総合的な表現だったと思う。

その感覚は、現在のVelvet Ashesにも大きな影響を与えている。

Velvet Ashesもまた、単なる懐古主義ではなく、1980年代のpost punkやgothic rockが持っていた“美しく不穏な空気”を、現代の感覚で再解釈しながら表現しようとしている。






バンド名は1919年に創設されたドイツの造形学校「バウハウス」に由来。

The Bauhaus: 1919-1933: Reform and Avant-garde (Basic Art 2.0)




Bauhaus: 1919 - 1933 (Bibliotheca Universalis)




当初「バウハウス1919」という名前から直ぐに「バウハウス」に改名。

1979年8月にシングル「ベラ・ルゴシズ・デッド」をリリース。

Bela Lugosi's Dead - Bauhaus 12"



この曲は9分以上にわたるナンバーで、ドラキュラを演じた名優として有名な「ベラ・ルゴシ」の事を歌っています。

Bela Session



ちなみに、名優ベラ・ルゴシはこんなイメージ。








系譜説明(Lineage)

Bauhausは、ポストパンクの実験性とアート志向を背景に、ゴシック・ロックという音楽的・文化的様式を最初に明確化したバンドであり、そのスタイルは後のゴシック・ロックやダークウェーブの直接的な基盤となった存在として理解される。


代表曲(Key Tracks)
Bela Lugosi's Dead

She's in Parties
Dark Entries

Kick in the Eye
Lagartija Nick

主要アルバム(Essential Albums)
In The Flat Field(4AD)1980年
Mask(BEGGARS BANQUET)1981年
The Sky's Gone Out(BEGGARS BANQUET)1982年
Burning From The Inside(BEGGARS BANQUET)1983年
Go Away White(IMPERIAL RECORDS)2008年



In The Flat Field




Mask






The Sky's Gone Out




BURNING FROM THE INSIDE






Go Away White




1979-1983ベスト・オブ・バウハウス VOL.1 VOL.2(紙ジャケット仕様)





彼らは、パンクロックの波の後に、ジョン・ライドンがPILで実験的な音楽を作り始めたいわゆるポスト・パンクといわれる流れの中で登場し、まさに・・これまでに無かった個性的な音楽と存在感を示していきました。

一方で、デビッド・ボウイの「ジギ―・スターダスト」、T.REXの「テレグラム・サム」、イーノの「サード・アンクル」などのカバーもオリジナルとは違った魅力を引き出しています。そういった経緯もあり、「ネオ・グラム」とも呼ばれました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ラストアルバム「Go Away White」発売後、ダニエル・アッシュインタビュー
※参照:DOLL 2008年5月号 インタビュワー 安部薫、翻訳 川原真理子より一部抜粋。

●これだけ長い間魅力が持続したのはなぜだと思いますか。

・本物だからだよ。僕たち以前のバンド、The Velvet Undergroundなどをみてみたまえ。彼らは当時のトレンドなど追っていなかった。

●本物の音楽だけが残るというわけですね。

・そうだね。50年代に始まったロックンロールだって、本物はいまだに輝きを放っている。リトル・リチャード、エルヴィス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイスはいまだに素晴らしい。本物だからだ。

●83年以来のニューアルバムですから、20年以上のブランクがあったわけですが、四半世紀を過ぎてもなおBauhausの音楽の核は移動しないことを実感できました。ご自身ではそのような音楽の核をどのようにとらえているのですか。

・今回のアルバムの核は、ファーストアルバムの核とよく似ていると思う。レコーディングの仕方も似ていて、いたってシンプルにやったし、時間もそれ程かけなかった。

・ファーストアルバムは14日間、今回は18日間だったから、この2枚のアルバムの作業の仕方はとてもよく似ていたんだ。

●活動期間の中で、最も刺激的だったのはいつ頃だったのでしょう。

・一番の思い出は、バンドを始めてからまだ4週間くらいしか経っていなかった時に「Bela Lugosi's Dead」が出来たことだね。
地元からちょっと出たところにあるちっぽけなスタジオであれをレコーディングした時のことを覚えているよ。すぐレコーディング出来たんだ。

・スタジオ入りする前の晩に曲を作ったんだよ。すごく早い仕上がりだったんだ。完成すると僕はトイレに行ったんだけど、スピーカーから音が流れているのが聴こえてきた。部屋の片隅にある、ちっちゃなトランジスターラジオスピーカーだったけど、それでもすごくいい音がしたんで、「これだ、これはイケる!素晴らしい。本物のレコードだ」と思った。それが、僕にとって一番のバンドの思い出だね。

●今後アルバムのサポート・ツアーの予定がないと聞いて残念なのですが、「Go Away White」はBauhausにとっての本当のラスト・アルバムになってしまうのでしょうか。

・本当にそうなると思う。そういう気がしているんだ。一巡した気がしているからね。ファースト・アルバムから今回のアルバムまでで全てやり尽くされたと思う。全員がそういう気持ちでいると思うんで、そういう結論に達したんだよ。

●あなた自身、The Clashからの影響は。

・このバンドはThe Beatlesと、パンク・ムーブメント全般と、サイケデリアにすごく影響されている。あと、70年代初めのグラム・ロックにね。僕は、いまだにあの手の音楽が大好きなんで、そこからの影響は多々あるよ。

・パンクがなかったら、僕たちは今こうして音楽をやっていなかっただろう。単に夢見るのではなく、生計を立てるために音楽をやってやろうという自信を僕たちに持たせてくれたのはパンクだったんだから。僕たちと同じくらいの腕しかない連中がプレイしているのを観たからだ。

・僕たちも含め、誰もうまくなかったんで、そんなパンクバンドがテレビに出ているのを観てインスパイアされたんだよ。「俺たちにも出来る!」という自信を与えてくれたんだよ。

クラックル -ベスト・オブ・バウハウス(リマスター)




PRESS EJECT & GIVE ME [Analog]






Shadow Of Light - Archive [DVD]




Gotham [DVD] [Import]






In Flat Field (Omnibus Edition)

新品価格
¥2,175から
(2011/8/21 18:24時点)




Bela Lugosi Is Dead (The Hunger Mix)

新品価格
¥250から
(2020/8/27 21:57時点)






Mr. Moonlight Tour - 35 Years of Bauhaus (Live)

新品価格
¥1,100から
(2020/8/27 21:58時点)




5 Albums Box Set

新品価格
¥2,235から
(2020/8/27 21:59時点)






スピリット

中古価格
¥1,580から
(2020/8/27 22:03時点)




Rest in Peace

新品価格
¥10,615から
(2020/8/27 22:04時点)






Live in NYC 1998

新品価格
¥2,822から
(2020/8/27 22:04時点)




Telegram Sam

中古価格
¥4,091から
(2020/8/27 22:06時点)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼らがロック界に残した影響は大きく1982年頃に勃発したポジティブ・パンクムーブメントや、ゴシック・ロックと呼ばれているジャンルのミュージシャンは彼らの影響をなんらかの形で継承していると思われます。

Classic Albums Volume II




Classic Albums and BBC Sessions Collection by Alien Sex Fiend





フラッドランド




God's Own Medicine





また日本のミュージシャンへの影響も大きく、同時期にいたジャパンと共に、そのビジュアルやサウンドに影響を受けたミュージシャンは次々と登場しています。









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2011年5月ピーター・マーフィーインタビュー(参照CD JOURNAL ソロ『ナインス』を完成後のインタビュー)
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/peter-murphy/1000000628

――自分を解放して歴史を取り戻したいと思うようになったのは、2度の再結成ツアーを経て『GO AWAY WHITE』を発表し、バウハウスに終止符を打ったことに関係しているのでは?

 「その通り。これまでソロのライヴでバウハウスの曲を歌わなかったのは、バウハウスのオーセンティックさを守りたかったからで、僕はあのバンドの最大の擁護者であり、再結成を主導したのも僕だった。

でも活動を再開してみると、結局1983年の解散の理由になったさまざまな問題がまたもや目の前に立ちはだかったんだ。挙句の果てに悟ったよ、バウハウスの動力源は僕なんだってことをね。

そして『GO AWAY WHITE』も僕がリードして作り始めた作品で、一旦作業を始めると勢いがついて、ミックスも含めて18日間で完成に至った。その勢いが、行き場がないまま僕の中に残っていて、今回のアルバムへと引き継がれたのさ。

だから、僕自身がバウハウスそのものなんだと悟った今は、遠慮なく昔の曲を歌っているよ(笑)」


posted by Velvet Ashes | Japan at 19:05 | TrackBack(0) | BAUHAUS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Listen to Velvet Ashes on Bandcamp

カテゴリ